天候も良く、佐渡島内外から130名余りの方が鑑賞されました。
演目は「千手」でした。一の谷の合戦で捕虜になり狩野介宗茂の館に留め置かれた平重衡を不憫に思った源頼朝が重衡を慰めるため千手と言う女性に世話をさせ、酒席で演奏や踊り等でもてなす内にお互い情愛がわくが、まもなく都へ護送され、別れを悲しむというお話です。よくある恋愛ドラマのストーリーみたいですが、能で演じると一段と情念のようなものが伝わるようです。
幽玄の世界に観客の皆さまも感動している様子でした。
こちらの会場では毎回すべてイス席にてご鑑賞いただいております。
次回は9月11日(土)演目は「三輪」です。
10月2日(土)の演目は黒塚白頭で、シテ方宝生流能楽師 金井雄資氏による特別講演となります。
感染防止対策のため予約制としておりますので、当館または佐渡観光交流機構両津支部(0259-27-5200)までお申し込みください。
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