11月23日(木祝)、金を中心とした佐渡鉱山遺跡の一角である笹川集落を両津観光旅館組合のメンバーで視察。国道350号の西三川・ゴルフ場看板からマイクロバスがやっと通れる山道を上り、約10分。一部、崩落工事のため通行の際は注意!そして笹川集落に到着。小雨の中でしたが、今回約1時間の小周りコースを「笹川の景観を守る会」笹川ふれあいガイドの吉倉さんのご案内で回らせていただきました。散策路は舗装してある一般道なので、運動靴等で十分です。
笹川集落では1,000年も前から砂金が採れ、相川の金山よりもかなり古くから発見されていたそうです。
砂金が流れる水路の堤の石などが昔のまま数多く残っており、最盛期の当時を思いおこされます。集落の中には能舞台もあり、(佐渡では珍しくはありませんが、)こんなところにもあるのかと驚きました。江戸時代からの名主の家も残っており、貴重なものも多く残されているようです。
やや山頂が削れている虎丸山は、当時の稼ぎ頭の山で、現在では笹川集落のシンボル的存在です。
山間ののどかな風景で、世界遺産抜きでも気持ちがいやされる所です。
ここから小木方面へ国道350号線で向かうと砂金採り体験のできる西三川ゴールドパークもございます。
虎丸山。霞んでますが、削れた部分がわかりますね。
江戸時代からの名主の家。市で保存するそうです。
大山祇神社 やはり能舞台がありました。さすが佐渡!
集落の入口に案内看板があります。