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  • 執筆者の写真あおきや代表 小野原 正輝

天領佐渡両津薪能「阿漕」(あこぎ)


7月2日(土)、天領佐渡両津薪能が行われました。

この日は風雨が予想されたため、会場は椎崎諏訪神社から金井能楽堂に変更となりました。

室内での公演のため薪は焚きませんが、予定通り能は行われました。

会場変更にも関わらず260名もの方にご鑑賞いただきました。

ありがとうございました。

阿漕が、伊勢神宮の禁漁の地で密漁を繰り返し行った罰のため、殺され地獄に落ちたが、救いを求めて旅の僧侶の前に亡霊として姿を替え、2度現れるも、生前の密漁への執着が断ち切れず、救われないまま闇へと戻っていくというお話です。

人間の生前積んだ業は、簡単には断ち切れないという教訓を感じました。

「現在の果を知らんと欲せば、過去の因を見よ 未来の果を知らんと欲せば現在の因を見よ」善業を積んで行くことが大事ですね。


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